長者町会場
The Beat of The City That FreezedThe Beat of The City That Freezed日常生活にある風景や普段気に留めないものを見つめ直すことができる。映像の完成度が高く素らしい。そしてプロジェクターが設置される台には、お菓子のおまけのシールが張られていた。…
ビッグハンドBig Hand淺井さんがイラストを描いていく様を捉えた映像作品。どんどん変化していく様子が面白い。映像は夜のビルの壁面に投影されている!街の中に突如映像が現れる感が楽しかった。色の鮮やかさや質感が薄いのはちょっと残念だったけど、夜の…
時を紡ぐMarks電気が消え暗闇に目が慣れると、蓄光塗料がボーと光る。薄青い繊維のような細い光が部屋いっぱいに広がってキレイ。作品の解説として貼ってあった言葉がまた良かった。「1度でなく、続けて2度ご覧いただくと、より鮮明に作品をご鑑賞いただけ…
トロロスタジオ+栗本設計所/谷川寛+栗本真壱 Tololo Studio + Kurimoto Design Studio / Hiroshi Tanigawa + Shinichi Kurimoto
SIGNAL-GO-ROUND光の照射方向を、緑と赤を逆にするという単純な方法を使って、人を誘導するという発想がおもしろい。参加することが出来なかったが、長者町の特徴を活かして8の字に人を誘導するという試みは体験してみたかった。(by tetsu21♪)金曜日の夜の…
Drawing must swim.作家からのコメント:「絵を描いています。世の中のいろんな仕事や行動はすべて幸福があるように、全体が良い方向へ向かうためのものだと思っています。幸福がありますように。」そうなりますように。私もそう願います。(by 茶屋ヶ坂) …
PiKAPiKAあいちプロジェクトPiKAPiKA Aichi Projectワークショップには溢れんばかりの人が押し掛け、トリエンナーレスクール随一の客足で地下空間の空気は薄くなった。様々な色のライトを動かして模様を描き、シャッタースピードを遅くしたカメラで撮影した…
転がる愛知Rolling Aichiどんな作品が見られるのかを、発表当時から一番楽しみにしていた作家さん。「転がる愛知」は親しみやすく、トリエンナーレ第一回目の愛知の人達に向けて「はじめまして」を象徴するような作品になりました。「豆腐仏陀」は残念ながら…
こころとからだのゴーサインBody, Mind, Go Ahead!パフォーマンスイベント開演と同時に猛烈なテンションで蠢きまわる。石田達郎が推薦する数組のパフォーマーのテンションを維持したまま、最後には石田達郎本人が再びパフォーマンスをする。引きこもりの声に…
君に触れるTouch You木炭鉛筆で描かれた絵が、消えるように、流れるように変わっていく映像作品。モノクロの、抑えられた美しさが広がる。画力に圧倒された。恐ろしいような、静かなような不思議な気持ちになった。(by ukreina) 有吉達宏 Tatsuhiro Ariyos…
SignSign人間はわざと『変化』に気づかないのか、否ただ気づけないだけなのか。太陽の高さや雲行きや空気の淀みによって、当たり前のように目にしているものでも全く異なった色みに変化する。佐藤健博の作品は鑑賞者に『変化』を気づかせようとしていて、そ…
オーロラ2010aurora2010カラフルでしっとりとした布地が幕の様にかかる。布地は空間に吊るされて、サークル状の道筋が形成されていて、鑑賞者は中心部へと誘われる。色味の変質や、脳内の感覚としての感触。写真には写すことが決してできない、その瞬間の心…
どんなじごくへいくのかなNew Hell子ども達が「○○した人が行く地獄」のイメージを工作し、それを愛らしく解説するという映像。恐い。それ、最近お友だちにされて嫌だったことよね?という妙な具体性があったり、どこで覚えたのと思う言い回しをしたり。子ど…
長者町の光−アカリノラウンジThe Light of Chojamachi - Akarino Lounge『電球を二千個集めています』というチラシを手にしたのが作品との最初の出会い。どんな作品かと心待ちにしていました。大きな球体は、まるで呼吸をするかのようにゆっくりと点滅を繰り…
ガイドブックには絶対に載らないけどこれぞ典型的な現代日本の郊外(画一的でチープ感いっぱい)、という風景から特徴的なモチーフを抽象的形状として強調していて、この見慣れたキッチュな景色に様式美さえあるように思えてきた。以前から注目していて、こ…
無題Untitledあるのは引越し後にあるもぬけの殻となったような空間だ。しかし何かがおかしい。古いたんすや戸棚にはいくつかの置物が残っていて、表面が削れてつるつるなのだ。荒々しい鷲や熊の置物が愛らしく弱々しく様変わりしている。表装で形作られる印…
Works for TAMAYA 4-KAI正に燻し銀。室内に壁一面を覆うものは、しかしそのような高尚なもので作られてはいない。よく見れば『LOTTE』の文字が記されており、ガムの包み紙でできていることがわかる。日用品を作品として昇華させるというコンセプトの裏には、…
伏見のための接点Point of Contact for Fushimi地下空間でバチバチと小さな火花が飛ぶ。金属製の龍の置物の周りを、細い鉄の棒を機械仕掛けで動かして、接触するところでショートさせて火花を発生させている。そのこじんまりとした作品には可愛らしさもあり…
長者町壁画プロジェクトChoja-Machi Mural Project開幕前、酷暑の中で足場を組みずっと作業している姿を見て大丈夫?と心配になった。一見グラフィティのようでいて瞬間風速的に描かれるそれとは違い、緻密な構成と作業によるもの。長者町にしてはエッジが立…
ポン吉 旅日記PONKITI TRAVEL DIARY晴天の長者町に現れた『ポン吉』の前には長蛇の列ができた。ガラクタと形容しても差支えがない『ポン吉』は、トラックの荷台に乗って堂堂とした態度でこちらを見下ろす。これはアートというくくりで観てとるべきものなのだ…
ライブ・パフォーマンスLive Performance暗闇のモリリンビルに光る電飾の装置は、懐古的なオープンリールデッキだ。演奏者の四人が、演奏をして録音して演奏をしている。演奏というよりは、巧みな機械操作がその本質として見受けられる。機械の不具合か操作…
ribbon夜のみの展示ながら、美術館に行かなくても見ることができたので、とても親しみがわいた作品の一つ。ひさしに映るリボンがひらひらと舞う様は、繊維の街ならではのモチーフです。いつも街中がこんなふうに彩られたらいいのにと思いながら、いつも夜の…
パックンより 2008年8月10日/ ホン・ラブ・ゲーク / ゲーク/ マリオ・シスターズ / 長者町/ 長者町ゑびすパーティ with NAVIN/ パックンより 2011年1月22日 / 新生の地From Pak-kun, August 10,2008 / Hong Rub Khaek/ Khaek / Mario Sisters / Choja-Machi/…
Black Usagi Iceland/ Limosine Usagi Serbia/ Reck Go to Africa Kamishibai/ 7 Nature Usagi/ Black Usagi Sunrise India/ Everyone is an Earthist/ Powwow Flying Carpet Pao Tent/ Run Run Usagi/ ストーリー・テリング《Reck Go to Africa》/ Usagi Re…
Carp with wings, me尾張藩御用達だった料亭・河文の石舞台と池で行われた。大昔にいたかもしれない鯉の精か何か異形の美しいものが現れ、濃密に舞い踊って消えた、そんな夢のような時間だった。その場所の歴史と、それを踏まえたクリエーションとパフォーマ…
グレーゾーン / デラノーコメントgray zone / very no commentsペンで本をガシガシガシガシし続ける、チョークで部屋の床ををがりがりがりがり塗り続けるなど偏執的なパフォーマンスと、ATカフェ界隈でお見かけした素のシャイな感じ、そのギャップが印象的。…
ミーナ、イスタンブールMina, Istanbul憂鬱な表情で窓の外に目を向ける彼女には何が見えているか。しかし、何が見えているかはさほど問題ではない。彼女の視点が定まっているかが否かが問題だ。彼女の表情を見て受け取るのは鑑賞者自身に内在する日常の気だ…
Saluta la dia室内の置かれた花や植物。優しくて、温かな写真たちのコラージュ。おだやかに差しこむ光は、自然派志向の女性の部屋をイメージさせた。作家が男の人だと聞いてビックリ。彼は、ファッション誌やアパレルブランドの広告で活躍してきた写真家だっ…
長者町繊維街の日常Day-to-day Affairs of Choja-machi会場提供、作品の素材提供、パフォーマンス参加と全面協力した長者町の丹羽幸(株)さんが素敵すぎる。その魅力をフルに活用していわゆる「日常」や「普通」ということと、非日常的でクリエイティブとい…
Wave空間の面に手を加えて変化させる。作家は長者町の中に静かに作品が広がって欲しいと一般の商店で傘などの販売もした(傘買いました)。浮世絵に着想を得たというグラデーションを使った布とスクリーンの展開はいつの間にか意識に定着し、夕暮れ時など誰…
LOVEちショップゆるキャラ現象やキャラクタービジネスに対する批評うんぬん、という現代美術の文脈からの視点はいつのまにか忘れてしまって、完全にLOVEちくんとARTくんのゆるい可愛さの虜に。彼らのいないあいちトリエンナーレなんてもう考えられない。すっ…