2011-02-12から1日間の記事一覧

曾建華(ツァン・キンワ) Tsang Kin Wah

第四の封印─〈彼〉に対しては何の狙いもない。そして〈彼〉は二度目の氏を欲する。The Fourth Seal - HE Is To No Purpose And HE Wants To Die For The Second床―足元に映し出された様々な英文が、現れては消えつつ動き回る部屋。「不規則に動くもの≒生命」…

蔡明亮(ツァイ・ミンリャン) Tsai Ming Liang

夢It's a Dream真っ赤な映画館のセットの中で、映画館の中で暮らす人達の映画を観る作品。アジア特有の熱っぽい映像がたまらなく好き。女性が林檎を食べるシーンのシャキって音や、串で歯のすき間を削る動作のリアル。ラストだんだん人が消えていく夢のよう…

トロロスタジオ+栗本設計所/谷川寛+栗本真壱 Tololo Studio + Kurimoto Design Studio / Hiroshi Tanigawa + Shinichi Kurimoto

SIGNAL-GO-ROUND光の照射方向を、緑と赤を逆にするという単純な方法を使って、人を誘導するという発想がおもしろい。参加することが出来なかったが、長者町の特徴を活かして8の字に人を誘導するという試みは体験してみたかった。(by tetsu21♪)金曜日の夜の…

小野友美 Tomoni Ono

Drawing must swim.作家からのコメント:「絵を描いています。世の中のいろんな仕事や行動はすべて幸福があるように、全体が良い方向へ向かうためのものだと思っています。幸福がありますように。」そうなりますように。私もそう願います。(by 茶屋ヶ坂) …

トム・フリードマン Tom Friedman

無題Untitledアクリルケースに収められているのは排泄物だ。きわめてリアルな造形だ。壁に掲げらている人型にカラフルな円をちりばめた作品をまじまじと鑑賞する人がいる。その隣で同じ作家が作ったアクリルケースの中の作品をまじまじと覗き込む自らの行為…

トーチカ(ナガタタケシ、モンノカヅエ) TOCHKA

PiKAPiKAあいちプロジェクトPiKAPiKA Aichi Projectワークショップには溢れんばかりの人が押し掛け、トリエンナーレスクール随一の客足で地下空間の空気は薄くなった。様々な色のライトを動かして模様を描き、シャッタースピードを遅くしたカメラで撮影した…

ティム・エッチェルス Tim Etchells

Over the Table ティム・エッチェルス Tim Etchells エッチェルスはパフォーマンスを基軸にヴィジュアル・アートやフィクションに至るまで、その活動は多岐にわたる。異なるメディアや文脈を横断して活動することで、新たな可能性の扉を開き、様々な方法によ…

梅田哲也 Tetsuya Umeda

反イメージ進法counter image number systemコンクリートむき出しの暗いガレージのような場所で、マンホールの蓋開けて、不燃ゴミ置き場から拾ってきたガラクタ的な無骨な物たちを組み合わせ、動きと音を伴った仕掛けを構築。一見汚いのに、例えば黄金比やフ…

西野達 Tatzu Nishi

転がる愛知Rolling Aichiどんな作品が見られるのかを、発表当時から一番楽しみにしていた作家さん。「転がる愛知」は親しみやすく、トリエンナーレ第一回目の愛知の人達に向けて「はじめまして」を象徴するような作品になりました。「豆腐仏陀」は残念ながら…

石田達郎 Tatsuo Ishida

こころとからだのゴーサインBody, Mind, Go Ahead!パフォーマンスイベント開演と同時に猛烈なテンションで蠢きまわる。石田達郎が推薦する数組のパフォーマーのテンションを維持したまま、最後には石田達郎本人が再びパフォーマンスをする。引きこもりの声に…