まことクラヴ Makotocluv

http://www.flickr.com//photos/tori_ben/5488587041/in/set-72157625458113957/

  • 長者町繊維街の日常
    Day-to-day Affairs of Choja-machi

    会場提供、作品の素材提供、パフォーマンス参加と全面協力した長者町の丹羽幸(株)さんが素敵すぎる。その魅力をフルに活用していわゆる「日常」や「普通」ということと、非日常的でクリエイティブというイメージのアートという行為の境目を疑わせたまことクラヴはもちろん最高。ご両者にブラボー。
    (by nnnnnao)

    働く人の動きは、ムダがくり返す日常の中で淘汰され自然と洗練されたものになる。この作品では、繊維街での日常的な動作が作品の核だ。時に商品のように箱詰めされ、梱包されまことクラヴのメンバーはスルリと場になじみ、作業道具や場そのものの魅力を際立たせて行った。対象の魅力を的確に掴み出す手腕に脱帽。
    (by 亀田恵子)

    美術館に突如出現した、ジャージ姿に無表情の男女。おかしな動きで観客に絡んでいく。その楽しいパフォーマンスに心奪われ、彼らの後を追っていくと、そこにあるのは会社の日常。舞台が外へ抜け出す、新しい舞台芸術の可能性までも問う。
    (by omikun)

まことクラヴ
Makotocluv
2001年ダンサー・振付家の遠田誠が他のメンバーに呼びかけて発足。空間の内と外、行為と無為、ポップと不穏など、様々な物事のハザマ・境界線のありかに表現行為の糧を求め、脱領域型の舞台作品を創作する。その活動域は劇場に留まらず、金沢21世紀美術館国立新美術館などの展示空間、映画館、役所、電車内、商店街など野外のオープンスペースにも飛び出し、サイトスペシフィックな出し物を展開している。
makoto9love.com

あいちトリエンナーレ2010公式紹介より抜粋