平山素子 Motoko Hirayama

  • Carp with wings, me

    尾張藩御用達だった料亭・河文の石舞台と池で行われた。大昔にいたかもしれない鯉の精か何か異形の美しいものが現れ、濃密に舞い踊って消えた、そんな夢のような時間だった。その場所の歴史と、それを踏まえたクリエーションとパフォーマンス、そして天気まで、すべての条件が奇跡的に揃ったひとときに居合わせた幸運。
    (by nnnnnao)

    「何に対する敗北かは分からないけど、とにかく降伏します!綺麗でした、感激しました、ものすごくウットリしました!!」会場を後にするときはいっしょに見た人に涙目でこう訴えた。河文という老舗料亭の格式高い雰囲気を壊さないどころか、相乗効果で魅力は最大出力。降伏=幸福なんである。
    (by 亀田恵子)

平山素子
Motoko Hirayama
愛知県名古屋市出身。東京都在住。日本のコンテンポラリーダンス界をリードする振付家・ダンサー。卓越した身体能力と繊細かつダイナミックな表現力をもつ。ボリショイ劇場バレエ団にてS・ザハロワに振付する等ダンスのジャンルを超えた活動や、逢坂卓郎(ライトアート)のLED等とのコラボレーションも多数。今回は長者町エリアにある料亭河文を会場とし、まず茶菓の呈上からパフォーマンスは始まる。それに続きダンスが行われる。
平山素子オフィシャルサイト

あいちトリエンナーレ2010公式紹介より抜粋