2011-02-01から1日間の記事一覧

アッシャー・フィッシュ Asher Fisch

プロデュースオペラ 《ホフマン物語》Les contes d'Hoffmann アッシャー・フィッシュ Asher Fisch 1958年イスラエル生まれ。イスラエル・オペラの音楽監督、シアトル・オペラ首席客演指揮者。ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオーパー、ベルリン国…

アリアンヌ・ミシェル Ariane Michel

丸い眼 / ほか8作品Les yeux ronds (The Round Eyes) / and 8 other works夜の森での動物の気配の感じさせ方や、街の喧騒と動物が佇むバランスなど、一つ一つの世界に惹きこまれた。街とフクロウの作品で、背景の車や街の光が綺麗な円形になっていたのが印象…

アピチャッポン・ウィーラセタクン Apichatpong Weerasethakul

世紀の光 / ほか7作品Sang Sattawat (Syndromes and a Century)/ and 7 other works アピチャッポン・ウィーラセタクン Apichatpong Weerasethakul 映画監督。1970年バンコク(タイ)生まれ。チェンマイ、バンコク(タイ)在住。ドキュメンタリーとフィクシ…

アントニア・ベアー Antonia Baehr

ラフ(日本初演)Laugh(Japan premire)彼女自身が、誕生日プレゼントに親しい人から「笑いの楽譜」をもらい、それを披露するというもの。感情から切り離された笑いは単に表現の手段と化していて、譜面通りに笑う行為はいささか気味が悪かった。しかし、笑い…

アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル+ジェローム・ベル+アンサンブル・イクトゥス Anne Teresa De Keersmaeker + Jerome Bel + Ictus

ドライアップシート(3つの別れ)(日本初演)3Abschied (Japan premire)構成はとてもコンセプチュアルで、正直2つ目の別れまではどう見ていいか分からなかったが3つ目、音楽と身体との追求の結実に意表を突かれ、すべてが解けた。最先端にいるケースマイケ…

倉田愛実 Ami Kurata

シェルターShelterモノクロとカラーあるいは、幾何学的な線と柔らかい線の対比、マクロ視点とミクロ視点の入れ替わり方、アニメーションも3Dという時代に平面性を効果的に使ったセンス。甘さ抑え目でいて優しい記憶が心に残る作品で、とにかくすべてが絶妙。…

アマル・カンワル Amar Kanwar

ヘニングスヴァール / ラヴ・ストーリーHenningsvaer / A Love Story二つのスクリーンに映し出されるのは、水辺の景色とゴミの山に暮らしを求める人々。カンワルの手にかかると、ゴミの山がかくも美しい景色に変わるのかと、ため息が出た。しかし、都市に住…

アマリア・ピカ Amalia Pica

不測のモニュメントー名古屋テレビ塔に捧ぐーUnintentional Monument-A Tribute to the Nagoya TV Tower-彼女の作品は、まさにレジデンスだからこそ出来上がったものだと思う。テレビ塔をモチーフにしたり、展示会場そのものを作品に取り込んだりと実にユニ…

岡田昭憲 Akinori Okada

時の灰 / 今此処 / 円群家族 / 安息の場所 / 夢境Ash of Time / HERE NOW / Place of Repose/ ¥en town family / Border dreamガラッと異なる複数作品を見ることができて驚いた。影絵のような中に鮮やかな色が映えた童話のような作品、淡く華やかな色彩とコ…

アーヒム・シュティーアマン+ローランド・ラウシュマイアー Achim Stiermann + Roland Rauschmeier

Man OS1/extraordinateurスクリーンに映るのはパソコン画面の『ような』映像だ。それはデスクトップ上で為されているタスクを模して、人が実際に動きこなす。コンセプト的には割と理解がしやすい作品だと思うけども、旧マックOSのデスクトップ画面に鑑賞者が…