2011-02-04から1日間の記事一覧

梅田宏明 Hiroaki Umeda

Adapting for Distortion / HapticAdapting for Distortion / Haptic身体表現を照明やサウンドが飲み込むかと思うほどのバランスで、見る側の知覚をぎゅーっと全開にした上、大きく振幅させるようなパフォーマンス。表現したいものが実現できればダンスは無…

宮川ひかる Hikaru Miyakawa

シュートchute 宮川ひかる Hikaru Miyakawa 企画タイトル:"シュート" キュレーター兼アーティスト:宮川ひかる アーティスト:ガリー・ロス・パストラナ、ホアン・ズオン・カム、宇多村英恵、山本高之 餌を与えるかのように、らくだや鳥達に紙幣を与える宇…

ヘマ・ウパディヤイ Hema Upadhyay

左を思え、右を思え、下を思え、狭さを思えThink Left, Think Right, Think Low, Think Tightインドの貧民街(スラム街)を再現したジオラマを縦にして壁のように立てた作品。人が1人通れるくらいの道の両側にびっしり!電線があったり、たまに宮殿みたいな…

エクトール・サモラ Hector Zamora

摂社 / 大胆なレジャーSesshas / Daring Leisure建物に寄生するようなハンモックの作品を市美で、神社の摂社をモチーフにしたコンクリートの作品を県美でそれぞれ発表した。今回はどちらも懸垂曲線を使った作品であったが、サモラの制作コンセプトやこれまで…

ハンス・オプ・デ・ビーク Hans Op de Beeck

Staging SilenceStaging Silenceモノクロームの静かな世界、ミニチュアの椅子や机、木、船といった様々な「影」が人の「手」によって次々と配置され、止まること無く変化してゆく。さながら演者不在の舞台のようにして、シーンとシーンの境目を越えなめらか…

ジェラティン Gelitin

もし違うなら、じゃあイエスと言うよ(君は帰るけど、ぼくは残るよ)When Not, Then Yes (You Go, I Stay)名古屋市美術館会場で、最も問い合わせの多かった作品がこちら。『パンフレットにあるお尻を出してる作品はどれですか?』お伝えすると、ほとんどの人…

山川冬樹 Fuyuki Yamakawa

ニューモニアPneumonia「歌を歌いたいというよりは、心と身体を解放したいから。でも、昔と比べて歌が力を失っている。今の私達は本当に歌を必要としているのか?(自分が)声を出すことで、芸術になることで、救済は有り得るのではないだろうかと考えている…

秋吉風人 Futo Akiyoshi

A Certain Aspect (Mountain)壁に掛けられた複数の絵は、ミニマリズムを追求した色彩でありながら、なぜかそこに自分が介在するリアルさを感じた。『金色は、色であって色でないから』と作家が金色をセレクトした理由も興味深い。展示室中央に山のごとく盛ら…

石田尚志 Takashi Ishida

フーガの技法 / ほか9作品Die Kunst der Fugue (Art of Fuge)/ and 9 other worksインクが流れたり、幾何学模様が増殖したり、何かの動きを反復していく映像作品。特に良かったのは、外から差し込む光でできた部屋の中の影を描き、それが時間とともに変わっ…

フランツ・ヴェスト Franz West

無題Untitled (o. T)一つの展示空間に複数の作家の作品を分けずに併置する場合、各作品に新しい見方を与えるようなやり方を期待するのだけど、今回名古屋市美術館の2階は作品同士がマイナス方向に干渉し合っていたように思う。少なくともヴェストさんの作品…

フォースド・エンターテイメント Forced Entertainment

クィゾーラ!Quizoola! Forced Entertainment 1984年にカンパニーを結成以来、現代演劇界の開拓者として、6名の中心的メンバーは四半世紀という息の長い活動を続けている。 彼らの作品制作は、パフォーマンス職人ともいうべき追求し続ける姿 勢、観客という…