木村崇人 Takahito Kimura

• 木もれ陽プロジェクト 星の回廊
  KOMOREBI Project:Star corridor

  星型の光が通った木洩れ日は、星型に光る。その星型の光を、網や、自分の手のひらにあつめるというロマンチックなプロジェクト。３ｍのクレーンから照らされる星型のスポットライトが、藤棚を抜けて降りそそぐ。こぼれた光で地面も星屑だらけ。子どもも大人も、素直に「わーーー」って驚いちゃう。すごくハッピーな空間！
  （by ukreina）

  名城公園の北にある広場。大きなクレーン三台から光が照らされるが、只の光ではない。手をかざすと星型の光がゆっくりと回る。手を組んだりして小さな穴や隙間を作って、その隙間に光を透すと、小さな星が生まれる。子供たちはその不思議さと荘厳さに戯れる。人々が星の光に集い柔らかく和やかに戯れる。
  （by 田中瑞穂）

  このアイデアもらったー！って思った。小さい子も、その小さい子のお母さんも、きっと、おうちでもやってみたいなと思ったはず。
  人がマネできないことがアートだけど、私達に寄り添ってくれる、こんな優しいアートがあることが嬉しい。
  （by M. F.）

  夜風が涼しく西の空に金星が見える頃、名城公園の藤棚に星のこもれ陽が現れた。上から星の形をしたライトを当て、藤の葉や手を使ってレンズを作ることで星の形をした光を映し出す、科学の原理を使ったアートである。道具を使って大きさや形がさまざまな星を作り出せる、アートを作る楽しみが味わえる企画であった。
  （by 三浦一倫）

木村崇人
Takahito Kimura
1971年愛知県生まれ、山梨県在住。東京藝術大学博士課程修了後、「地球と遊ぶ」というテーマで、様々な自然現象を通じて普段は気付かない地球の力を視覚化するユニークな作品を発表。鑑賞者が作品を直接体験できるワークショップも各地で積極的に展開している。 あいちトリエンナーレでは、8/27〜29の日間名城公園でワークショップを開催する。
木村 崇人 Official Website＜地球と遊ぶプロジェクト＞

あいちトリエンナーレ2010公式紹介より抜粋